歯の清掃
歯の清掃で大切なのは、よく言われることですが歯磨きをしていることと、歯が磨かれている(歯磨きができている)こととは同じではないという点です。
全面的に援助を必要とする人と、自立していると思われている人とで歯の汚れの程度を比較すると、かえって自立者の方が悪い成績になることをよく経験します。
また高齢者では、歯を磨くくらいのことを人にしてもらったり、歯磨きの仕方に口を挾まれたりするのはプライドが許さないと、気難しい方もおられるのです。
どのような場合でも、人の思いを尊重することが基本で、そこからていねいに、また実際の経験を積んでいただいて、歯や歯ぐきを清潔にすることがどれほど快適か、大切か、どれほど努力のし甲斐があるかを身をもって分かってもらうように努めることです。